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漆黒のBMW

ミュンヘナー…
ソーセージやビールの銘柄ではありません(笑)。
ミュンヘンの工場で作られたBMWのオートバイのことです。
1969年製までの車両を意味し、ドイツ人の手によるハンドメイドのバイクなのです。

R69S1.jpg

R69S2.jpg
☆いつものバイク屋さんです。ブログはココ!

R90S購入以来、このバイクについていろいろと調べ、さらにBMWの歴史を知るに、非常におもしろいと言うか皮肉なことがわかりました。

BMW製のバイクから連想するのはまず水平対向エンジン…ボクサーツインと呼ばれ、90年間に渡り作られ続けている言わばBMWのアイデンティティーですよね。

このエンジンはドイツが第一次世界大戦に敗れ、戦勝国から航空機を作ることが許されない状況の中で生まれたものです。
設計を託されたマックス・フリッツ技師は、元々航空機のエンジンを作っていたので、当時もっとも低レベルと言われていたバイクのエンジンを作ることに対し、耐えがたい屈辱を感じ、嫌悪していたそうです。
BMW社はそんな彼に何とか設計してもらおうと、厳冬の中でも快適に過せるよう特製ストーブを完備した部屋を用意したりし、やる気を促したそうです。

そして彼はエンジニアの良心から、航空機では常識的な星形エンジンをモデルに、情熱を込めず、冷徹な科学者にような目で、何がオートバイのエンジンとしてベストの形なのかを考え、その後90年以上に渡り存続するフラット・ツインを設計したと言うのです。
事実BMW社に航空機を作る許可が降りたと同時にフリッツ技師は航空機設計部門に戻っていったそうです。

大まかですが、これがフラットツイン誕生のお話。

いや~良いですね、、、ドゥカティのLツインやモトグッチのVツインの開発にはバイクが大好きなエンジニアの夢と情熱が詰まっていますが、BMWフラットツインはまったく違う成り立ちで、いかにもドイツ人らしい合理的な発想…。
それが今日まで作られ続けているのですから…奥深いです。

さてこの写真の漆黒のBMW
R69Sと言う、ミュンヘナー最強にして最後のモデルで、当時としては最高性能のバイクです。
1960年から1969年の間に作られていました。
アウトバーンで、他のライバル車が激しいバイブレーションと戦いながら速度を維持している中、音もなくスムーズに抜き去って行く漆黒のR69Sの後ろ姿は、今もライダーの間で語り種になっている…そうです(笑)。

実際エンジンをかけてもらった所、シュポポポポ…と実に静かなエンジン音で余計なメカノイズが一切しません。現行のカワサキ車の方がうるさいくらいです(笑)。
50年前のバイクとは思えないスムーズさ。
これは相当すごい技術です。
フェンダーやタンクの鉄板も分厚く、アルミパーツや塗装に至るまで、まさに高品質の塊です。

あと5年いや10年後くらいに、自分の歳がこの漆黒のBMWにしっくりと来るようになったら、是非乗りたいバイクです。

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